2020年3月にデジタルのみでリリースしていたソロピアノ作品がフィジカル化！
ピアノソロの名作『スクリューズ』の直前に構想されていた楽曲。混沌とした世界にニルス・フラームが届ける暖かく心を鎮めてくれる子守唄のような作品。

未曾有の状況のなかピアノデイとなった3/28にデジタルのみでリリースしていたソロピアノ作品がCD/LPとして登場です。これらのピアノ曲は、親指を骨折したときに制作した『Screws』を作曲する直前に構想された楽曲で、友人で映画監督のBenoît Toulemondeが撮影した短編アートフィルムの音楽として録音されたシンプルで静謐な8曲。


-親指を骨折して病院から帰ってきてこれらの楽曲を聴いた時に未完成な感じがしました。私はこの楽曲を脇に置いて、小さなアルバム(スクリューズ)に取り組み始めました。孤独の日々の中で、この子守歌があなたの心を強く穏やかなものにしてくれることを願っています。苦難にもかかわらず、私たちは思いがけず自分の内面をじっくりと考察し発見することができると思っています。みんなそうする事が何のために良いのか分かっているのです。-ニルス・フラーム


＜ニルス・フラーム＞
ドイツのベルリンで活動する作曲家／ピアニスト。Peter Broderickがプロデュースした『The Bells』、友人へのクリスマス・プレゼントとして制作した『Wintermusik』をリリース。その後Efterklamgのレコーディングやツアーに参加。2011年のアルバム『Felt』で高い評価を受け大きな注目を受ける。『Screws』では負傷した親指を使わずゆっくり大事に演奏した作品はピアノ・ファンの枠を越え多くの人に愛される。彼が最も力を入れているグランドピアノ+ ローズ+アナログシンセというセットでのライブ音源を含む『Spaces』をリリース。2015年にはイギリスのBBC PromsによるRoyal Albert Hallでの圧巻のパフォーマンスを披露。2年の歳月をかけて制作したファンクハウス・スタジオでプロデューサーとしても活動し、2018年にはフルアルバム『オール・メロディー』を完成させる。



TRACKLIST

---

A1. First Defeat
A2. A Shine
A3. No Step On Wing
A4. The Big O
A5. Second Defeat
B1. A Shimmer
B2. Sonar
B3. Black Notes