橋本徹(SUBURBIA)監修・選曲の人気コンピ・シリーズ『Free Soul』『Cafe Apres-midi』のヨーロピアン・ジャズ名門MPS編リリース!
2002年に発売され大きな話題を集めたCafe Apres-midiのMPS編、2025年度アップデート版が登場!
許諾の関係で当時使用出来なかった音源や新たに発見された音源なども含む究極のMPSコレクション。
監修・選曲/橋本徹(SUBURBIA)
2025年最新デジタル・マスタリング
<MPS>
ドイツ南西部のシュヴァルツヴァルト地方フィリンゲンで1968年に産声をあげたレコード・レーベル。MPSという名称はMusik-Produktion Schwarzwald(シュヴァルツヴァルトの音楽プロダクション)の頭文字をとってつけられた。創立者の“HGBS”ことハンス・ゲオルグ・ブルナー=シュワー(ハンス・ゲオルク・ブルンナー=シュヴェル)は1961年から電機メーカー“SABA”の技術担当マネージング・ディレクターを務め、63年からSABAレーベルを通じてレコード制作を開始。68年にMPSを立ち上げて、約15年間にわたりオーナー、プロデューサー、レコーディング・エンジニアとして腕を振るった。
MPSの作風は、その時代のジャズの全局面を網羅しているのではないかと思えるほど多彩なもの。オスカー・ピーターソンやカウント・ベイシーなど説明不要の重鎮、マーシャル・ソラール、ウォルフガング・ダウナー、ジャン・リュック・ポンティといったヨーロッパの鬼才たち、ドン・チェリーやセシル・テイラー等の先鋭的な音作り、バーデン・パウエルのブラジル音楽、ステファン・グラッペリのスウィング、ジョージ・デュークやアルフォンス・ムゾーンのジャズ・ファンク〜フュージョンなど、すべてが抜群の音質を伴って盤に収められている。フリー・ジャズ・オーケストラ“グローブ・ユニティ”や混声ヴォーカル・グループ“シンガーズ・アンリミテッド”の名が広まったのも、クラシック・ピアノの大家であるフリードリヒ・グルダのジャズ・サイドを引き出したのも、ジャマイカ出身のモンティ・アレキサンダーが一躍スター・ミュージシャンになったのもMPSの功績といえよう。白木秀雄、山下洋輔など日本人ミュージシャンの力作も少なくない。
ハンスの他界から10年を経た2014年、満を持して運営を再開。チャイナ・モーゼス、アミルトン・ヂ・オランダ、ジャン・リュック・ポンティ等の新譜を発表して現在に至っている。2018年にはフィリンゲンで創立50周年を祝う
イベントが開催され、ロルフとヨアヒムのキューン兄弟などが演奏した。
TRACKLIST
1. ハープとオーケストラのための協奏曲 - パート1 / ジョニー・トイペン
2. 口論 / シルヴィア・テレス
3. ラウンド・トリップ・トゥ・リオ / ピート・ジャック・オーケストラ
4. サニー / オスカー・ピーターソン
5. アイム・シャドウイング・ユー / シンガーズ・アンリミテッド
6. スリーピング・ビー / ビリー・テイラー
7. 恋に恋して / エルジー・ビアンキ
8. オール・オブ・ユー / ファッツ・サディ
9. ワンダリング / オスカー・ピーターソン
10. チルドレンズ・ゲーム / シンガーズ・アンリミテッド
11. ウェイヴ / シンガーズ・アンリミテッド & アート・ヴァン・ダム
12. フール・オン・ザ・ヒル / ホルスト・ヤンコフスキー
13. ボウリー / ジョニー・トイペン
14. スピーク・ロウ / テテ・モントリュー
15. 濃いコーヒーを/ サルヴァドール・トリオ
16. ワルツ・フォー・ア・ヤング・ガール / ウォルフガング・ダウナー
17. エンサディナード / ファッツ・サディ
18. アイム・オール・スマイルズ / ハンプトン・ホーズ
19. トリステ / オスカー・ピーターソン・トリオ
20. ストーミー / サード・ウェイヴ
21. アテ・エウ / バーデン・パウエル
22. 無意味な風景 / エラ・フィッツジェラルド
23. モーニング / クレア・フィッシャー
24. スコンソラート / マーク・マーフィー
品番 |
CDSOL3532 |
製造国 / 年 |
JPN / 2025 |
LABEL |
SOLID RECORDS / MPS
|
コンディション |
新品
|
配送方法 |
宅配便 / ネコポス / ゆうパケット
|
備考 |
-
|